2011年12月25日日曜日

Xmas Dinner 2011

Xmas イブ前日、ダメもとで電話してみたら「21時なら」ということで予約がとれちゃいました。そのお店とは、「自然派ワインと炭火ビストロの店NOTE」。お料理はおいしいし、お料理に合わせてセレクトしてくれるワインも、なんというか、これまで飲んだことない味のワインばかりで、不思議な味の体験ができるお店です。

2011年のXmas Dinner のメニューはこちら。


スパークリングワインを片手にメニューを眺め、今日はどんな風に楽しませてもらえるのかなとワクワクしながらお料理を待ちました。

天然酵母のパン

オマール海老のビスク

器はデミタスカップ。なので量は多くはありませんが、口に広がる濃厚な海老の香りと旨味がたまりません。そろそろ白ワインが欲しくなります。





琥珀がかった色味。好みです。

冬野菜のテリーヌと根菜のフリチュール
このテリーヌ、野菜がごろんごろん入っています。野菜を食べている感覚(食感)がしっかりありますし、根菜のフリチュール(フライ)がアクセントになります(天に向かうその姿は芸術的です)。添えられたたっぷりの生野菜がまたうれしいです。






おすすめの赤ワインをいただきながら、メインの「鴨のコンフィ」を食します。右側に添えられているのは「葡萄風味の粒マスタード」。ちょっと酸味があり、さっぱりしているようでいてしっかりしています。もともと粒マスタードが大好きなわたしではありますが、これには恐れ入りましたという気持ちになりました。パリパリで旨味ぎっしりのコンフィは丁寧に調理された感じで、そのままいただいてもとてもおいしいし、葡萄風味の粒マスタードと一緒にいただくと、それはもう舌とおなか(胃袋)と脳が三位一体で喜んでいるのがわかります(笑)。カロリーのことなど、今夜は考えたくありません。いえ、考えることをからだ全体で拒否していました。

「だらだら長く呑むことができる」と自負するわたし、グラスワイン2〜3杯でぺろんぺろんに酔っぱらうなんてことはそうそうありませんが、この日はどうしたことか、かなりいい気分になり、もっとワインを飲みたいという欲望は起きませんでした。

というわけで、おとなしくデザートへ。


「大人のチョコレートのテリーヌ」と銘打ったデザート。ずっしり、ぎっしり、濃厚なテリーヌなのですが、ご覧下さい、ピスタチオのアイスの陰で全く見えません(笑)

最後にエスプレッソで締め、本日のディナーは終了です。


このお店は、ワインにしろ、お料理にしろ、「へぇ!」という驚きがあるのが楽しくて仕方がありません。今後も、この「へぇ!」を楽しむため、細々通いたいと思います。


追伸:ディナータイムは「みなさんにワインを楽しんでいただきたい」というコンセプトのお店です。


自然派ワインと炭火ビストロの店 NOTE
電話:022-216-5771
住所:仙台市青葉区本町2-17-2
時間:
11:30-15:00(火〜金曜)/12:00-15:00(土日祝日)
14:00-18:00(日祝のみ)
18:00-24:00(火〜土曜)/18:00-22:00(日祝)
休み:月曜

お菓子の家

クリスマスを目前に控えた休日。夫とふたりで近所の無印へ行ったときのこと。
クリスマスグッズがもう値下げしていることに驚いていると、夫が「これ、買ってあげようか?」と言いました。見ると、お菓子の家を作るキットです。

「お菓子の家」

だれでも一度は憧れたことがあるはず。当然わたしもそのひとりです。
せっかく買ってくれるというので、お言葉に甘えて買ってもらうことにしました(のちに後悔するはめになるとは知らずに…)。

買ったはいいけどなかなか着手するに至らず、とうとう夫が「今日でクリスマス終わるけど?」と言ったので、おしりに火がつきました。


箱を開けて、まず型紙をチョキチョキ切るところからスタートです。部品が多いので、カットするパーツも多い。小さいものなどは鼻息でどこかへ飛んで行きそうです。この作業だけで小一時間かかったのではないでしょうか(多少おおげさだとは思いますが、そのくらい大変だったということで)。

材料(粉もの)はすべて計量されて箱の中に入っているので、それに水分を加えて生地を作ります。生地をのばし、型紙どおりにカットしては焼き、カットしては焼きを繰り返すこと4回。
言葉にすると簡単なように見えますが、かなり根気のいる作業です。

焼き上がったものを冷まし、組み立てて行きます。この作業はもうひとりでは到底ムリ。ひとりがアイシングでパーツをくっつけ、もうひとりが乾くまで手で押さえる。この連携がないと、お菓子の家は完成しません(たぶん)。

わたしがイライラしてくるのを夫が察し、なだめすかします。「ふたりで作ると楽しいね!」などと平和なことを言いながら。

こうして6時間ほど格闘し、ようやくお菓子の家は完成しました。

見えないかもしれませんが、本当にたくさんのパーツからできているのです。


このお菓子の家づくりを通して夫婦の絆が強まることこそ、サンタさんからの贈り物だったに違いありません。サンタさん、すばらしい贈り物をありがとう!


追伸:とても苦労して作りあげたお菓子の家なので、すぐに食べてしまうのがもったいなくて食べずにいたら、湿気ってしまいました。結局食べられず、観賞用のお菓子の家となってしましました。


2011年12月15日木曜日

K-POPコンサート

12月15日、友だちと仙台サンプラザで開催された「東日本大震災復興祈願K-POPコンサート in Sendai」に行ってきました。このイベントは在日韓国大使館 韓国文化院が主催したもので、被災地の人たちが無料で招待されました。友だちが応募し、見事当選したのでした。

最近になって韓国のドラマをよく見るようになったわたしですが、正直なところ、今回のイベントに出演したアーティストを誰一人知りませんでした。(友情出演のSDN48も、恥ずかしながら初めて知りました)。

遠く仙台まで足を運び、自分たちの持ち時間はさほど長くないのに、その限られた時間の中で歌やダンスでわたしたちを大いに楽しませてくれて、しかも日本語でのインタビューにも笑いを交えつつしっかりと受け答えをする彼らに、頭が下がる思いがしました。

今後、彼らの姿をテレビなどで見かける機会も増えるかもしれず、そのときには「わたし、この人のライブに行ったことあるんだよねぇ」と自慢のひとつもできるかもしれません。
なので、今回のイベントに参加したアーティストを書き残しておくことにします。

ZERO
CODE-V
December
Girl's Day
パク・ヒョンビン


2011年12月13日火曜日

フェルメールからのラブレター展




師走の日曜の午後、突如大切なことを思い出しました。明日で「フェルメールからのラブレター展」が終わってしまうと。会期前からこの展覧会には絶対行きたいと思っていたのに。

思い立ったが吉日ならぬ、思い出したが吉日ということで、急いで出かける準備をし、夫とふたり美術館へと向かいました。(最終日前日とあって、駐車場待ちの車の列ができていました…)

最悪なことに、次の予定があるため、わたしたちが美術館に滞在できる時間はわずか45分。そして、会場には人、人、人。1枚目の絵の前からずらーーーーーーっと人が並んでいます。
順番に絵を鑑賞していたのでは時間内にフェルメールの絵にたどり着くことは不可能と判断し、わたしと夫は、おそらく一番奥に展示されているであろうフェルメールの絵までつかつかと進んで行きました。(学芸員さん、ごめんなさい)

現存する作品が30数点しかない彼の作品のうち、本展覧会では「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」の3作品を鑑賞することができます。

わたしはフェルメールの絵を目の前で鑑賞するのはこれが初めてで、限られた時間の中で、たっぷりと作品を堪能しました。
それから、入り口に戻り、1枚目の絵から順に(急ぎ足で)鑑賞してきました。

フェルメールのこれらの絵が書かれた時代もそうだし、源氏物語などを読んでいても思うのですが、手紙・文を書いたり、待ったり、読んだりする姿とは、なんと趣のあることでしょう。

直筆の熱烈なラブレターでももらってみたいものだと思いました。




2011年12月8日木曜日

両親の結婚記念日

12月7日は、両親の40回目の結婚記念日でした。ちなみに、40周年はルビー婚式というらしいです。

40年という節目にあたり、わたしたち夫婦&妹夫婦から両親へ大好きなお花をプレゼントしました。



お花がまだ全然咲いていないので分かりにくいのですが、百合です。母が好きなカサブランカを贈りたかったのですが、お花屋さんに希望する数のストックがなかったため、カサブランカに似た百合をセレクトしてもらいました。

父は「お正月までもつといいなぁ」と、母は「うちにある花瓶に活けきれるかしら」などと笑いながら言っていました。ふたりとも嬉しそうだったので、届けたわたしも嬉しくなりました。

娘がふたりともお嫁にいってしまったため夫婦ふたりきりの生活になり、さびしい思いをしているかもしれないので、これからも、結婚記念日や誕生日、父の日、母の日など、節目節目にはなるべく顔を出そうと思います。


【後日談】何輪かの百合はお正月まできれいに咲いていました(笑)


2011年11月19日土曜日

ボージョレヌーボー2011

解禁と同時にみんなで盛大にボージョレヌーボーを楽しもう的なイベントも、最近はなかなか見かけなくなりました。とはいえ、一年に一度の、まあ、いわゆるお祭りですから、これは楽しんだもの勝ちと我が家では捉えて、地味に楽しんでいます。木曜日の深夜0時に飲むことはまずありませんが、翌日とか週末なんかに飲むことが多いですね。

今年は夫が出張帰りに東京駅構内GRANSTAのお店でワインとつまみを買ってきてくれました。

わたしはというと、チキンをハーブたっぷりで焼き、夫の帰りを今か今かと首をながーくして待っていました。

で、今年はこんな感じ。




肝心のワインから話題が逸れてしまいますが、特筆すべきはチーズ!



特に右下の「ラッテリア・アル・タルトゥーフォ」。何気なく、本当に無防備に口に運んだのですが、口に近づけただけでもうなんとも言えない香りがして、ん??と思いつつ口にすると、独特の風味がふわ〜と広がり、あまりの美味しさに目の前に光の輪が見えた気がしました。
直感的に、「これが世にいうトリュフに違いない!」と思いました。確信すらありました。
さっそくiPadを手に取りチーズの商品名で検索してみたところ、タルトゥーフォとはイタリア語で黒トリュフとのこと。

やっぱり!!!

(高級食材を食べ慣れていないので、香りや味、商品名を見ただけで、ああ、これは◯◯ね、とすぐに分からないのが残念ですが…。)

夫はわたしの鼻と直感を評し、ブタのようだと笑っていました。確かにこのときのわたしはトリュフを探すブタさながらの嗅覚を発揮しましたから、わたしも思わず大笑いしてしまいました。

こんな感じで、楽しく美味しい今年のボージョレヌーボーでございました!


2011年11月3日木曜日

焼肉大将あじよし

金曜の夜、突然焼肉が食べたいと言い出した夫。
自宅から徒歩20分ほどの距離においしい焼肉屋さんがあるので、いつもはそのお店に迷わず行くのですが、この日はちょっと冒険したくなりました。
訪れたのは台原のドン・キホーテの向かい側にある「焼肉大将あじよし」。



このお店の前を車で通った際、ちょうどお店の扉が開いてにぎわっている店内が見えたことがあり、その日以来いつか行ってみたいお店のひとつになっていました。

店内は掃除が行き届いており、食事をする前から気持ちが高揚しました。

この日は、上カルビ、カルビ、ハラミ、牛ホルモンを注文。その他に、オイキムチ、キムチ、サラダも。
本当に本当に驚いたのですが、どれもこれもおいしくて、柔らかくて、脂もしつこくなくて、ホルモンは臭みも全くなくて、焼肉のタレもわたしたち夫婦の好みにぴったりで、驚きっぱなし、感動しっぱなしでした。
お肉たちを口に運んだ瞬間の夫の顔が今でもはっきり思い出せます。もう目がぱぁっと開いて、キラキラとしていました。
オイキムチもキムチもドストライクでした。

締めは大好きな冷麺。



ここまで順調すぎるほど順調だったので、ひょっとして冷麺がガッカリだったらどうしようと心配したのですが、まったくの杞憂でした。

最初から最後まで本当においしくて楽しい食事ができました。

店主がいろいろとお話をしてくださり、冒頭の近所の焼肉店は、こちら(あじよし)で修行されたかたのお店であることが判明。「どうりで!」と夫婦そろって膝を打ったのでした。


近々両親を誘って再訪することを決め、お店を後にしました。




焼肉大将あじよし
電話:022-273-5069
住所:仙台市青葉区堤町1-7-33
時間:17:00〜22:30
休み:月曜





2011年10月22日土曜日

ちょっと早いけれど、Xmasの準備

新しい食器が欲しくてインターネットで探していたところ、たまたま見つけたこの子たち。
衝動買い決定。もとい、おねだり決定。

うーん、本当にかわいい。



2011年10月16日日曜日

米沢牛焼肉 仙台仔虎 仙台駅前店

土曜日、所用により仙台駅前に夫と出かけました。用事が済んだのが13時半。
おなかがペコペコだし、近くのお店で食べたいね、どこにしようか・・・などと話していたところ、ふと思い出したのが「仔虎」。週末のお昼時に予約なしで来店だなんてきっと無理、と半ばあきらめた気持ちで訪問したところ、運良くすんなり席に着くことができました。本当にタイミングがよかったようです。

オーダーしたのは焼肉ランチ1,480円(税別)。米沢牛のカルビとロース、小鉢、チョレギサラダ、キムチ、スープ、ごはんのコースです。これに430円(税別)をプラスすると、ごはんをビビンバor石焼ビビンバor冷麺に変更することができます。冷麺好きのわたしは迷わずグレードアップしました。




この年齢になると、焼肉をモリモリ食べることができなくなり、「ほどほどいただく」という食べ方になります。量は求めない分、質にこだわりたくなるものです。
今回のランチの内容はまさにそんなわたしの胃袋にぴったりでした。

締めの冷麺はこちら。


なんとまぁ美しい冷麺ではありませんか。ゴテゴテしておらず、好印象です。


今度は夜に来てみたいと思いました。


2011年10月10日月曜日

3歳のお誕生日

大好きな甥っ子が3歳になりました。
わたしが食欲旺盛な彼に贈るお誕生日プレゼントは去年も今年も新米。今年は大人気の「つや姫10kg」を農家さんから直送してもらいました。たくさん食べて大きくなってね。

妹夫婦は息子のために特別なケーキを用意したそうです。
なんでも立体のキャラクターケーキを作ってくれる、秋田にある有名なケーキ屋さんに注文したとのこと。妹たちは藤沢に住んでいるのに、わざわざ秋田に発注ですか?とビックリしたら、とっても有名なのだそう(ママたちに?)

チャギントン好きな甥っ子のために注文したのは「ブルースター」のケーキ。


ダメですよ、青虫みたいなんて言っては。彼はもう大興奮だったようなんですから。


大好きなキャラクターのケーキとあって、なかなか食べないようとしない甥っ子。
こんな姿をあと何年見られるのかしらと、しみじみしたオバちゃんなのでした。


2011年9月25日日曜日

ジャムおじさんのパン工場

仙台にアンパンマンミュージアムがオープンしましたが、こどものいない私は、まもなく3歳になる甥っ子が仙台に遊びに来たときにしか行く機会がないんだろうなと思っていました。

オープン直後、駅のホームでアンパンマンのパンを食べているこどもがいて、わたしも同じものがどうしても食べてみたくなりました。

聞くところによると、ジャムおじさんのパン工場(パン屋さん)は入場料は必要ないとのこと。というわけで、足を運んでみました。

買ったのはこれ。

アンパンマンとカレーパンマン


クリームパンダとドキンちゃん

どれもこれも見た目の完成度がとても高いです。アンパンマンの頬の照りがもうたまりません。
お値段はどのパンも1個300円!!!(もし自分が親なら、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらいたいかも。)
お味は子供向け・・・(と思ったら、そうでもないようです。買うときは大はしゃぎでも、実際食べない・・・みたいなお話を耳にします。懐かしい甘い香りとか、実際に甘いクリームだったりするので、てっきりこどもに大人気の味付けなんだと思いました。)

とても高級なパンを食べ、童心に帰った一日でした。


2011年9月23日金曜日

Ann Sallyのライブ

9月の三連休(17〜19日)に山形に行ってきました。(日帰りですけど。メインは、文翔館の議場ホールで開催されたAnn Sally のライブです。)

せっかく山形まで足を伸ばすからにはおいしいものが食べたい!と思いつつ、日常の忙しさにかまけて下調べを怠りました。行きの車での中で慌てて調べるという有り様。うろ覚えだったのですが、山形といえば、「老舗の洋食屋さんが惜しまれつつ閉店したけれど、別のお店がその老舗を味を引き継いだ、or 勉強している」とか、そんな感じのエピソードを思い出し、頼みのiPhoneで検索し、それらしきお店にたどり着くことができました。

お店のエントランス

広い駐車場は既に満車状態でしたが、運良く1台帰る車があったため待つことなく駐車することができました。しかし、お店の中も満員御礼で、しばらく待つことに。
びっくりしたのは「母親と娘」という組み合わせのお客さんの多いこと多いこと。一見して母娘と分かることもあれば、後ろ姿だけでは友達同士かと見間違うケースもありますが…。

この日わたしがお願いしたのは「100%ビーフのハンバーグ デミグラスソース」。きっとこのデミグラスソースが、例の老舗洋食屋さんの味に違いないと踏んでの選択でした。



ででーん。このメインのハンバーグの他に、スープとライス、食後のドリンクがつきます。
今回は味には触れないことにします。このデミグラスは、例の老舗のものとは無縁なのかもしれません。


さて、とりあえずおなかが膨れましたので、いよいよライブへ!

文翔館は初めて訪れましたが、とてもよいところですね。敷地内はていねいに手入れがされているように感じました。一歩建物に足を踏み入れてみたところ、何とも懐かしい感じがしました。わたしが通っていた大学を彷彿させたのです。文翔館のウェブサイトで見るよりも、実物のほうが断然良いですね。ウェブサイトだと、なんというか…、昔の結婚式場みたいな印象なんですよね。ピンクがかってて、瀟洒な感じで。

Ann Sally のライブはとてもすばらしかったです。正直にお話をしますが、このライブに行くまで、わたしは彼女のファンというわけではありませんでした。かつてラジオで彼女のライブの模様を放送する番組を偶然聴いたことがあったのですが、そのときは、昭和歌謡(のような曲)が続いたせいか、ちょっと食傷気味…なんてこともありました。
しかし!間近で聴く彼女の歌は心が洗われるようでした。特に「満月の夕」を聴いたときには、東日本大震災のことが自然と思い起こされ、思わず涙がこみ上げてきそうになりました。(こういうとき、あの地震によって自分が受けたショックの大きさを思い知ります。まったく意識していないのに、自分は全然大丈夫と思っているのに、やはり心の奥には傷があるのだと気づかざるを得ないのです。)

とても心が満たされた状態で山形を後にしました。


この日の夜、夫とお酒を酌み交わしながら話に花が咲いたことは言うまでもありません。


2011年8月28日日曜日

NOTEでランチ

週末のランチタイムに、自然派ワインと炭火ビストロの店「NOTE」に行ってきました。

お願いしたのは、1,500円のプリフィックス。前菜、メイン、デザート、食後のドリンクが選べます。

前菜は、「キッシュ・ロレーヌ サラダ仕立て」を選びました。

キッシュ・ロレーヌ サラダ仕立て
キッシュを一口食べ、衝動的にワインをオーダーしてしまいました。これはもうワインなしでいただくなんてもったいない!
白のハウスワインは、飲みやすい甘口とすっきりとした辛口の2タイプあるそうで、わたしは辛口をお願いしました。果実味があって、単にすっきりという感じではないのがお料理にぴったりだと思いました。

メインは、お魚と迷ったけど、お肉をチョイス。

豚のロースト マスタードソース

外側はパリッとしていて中はジューシーとはまさにこのこと。とても柔らかいお肉は、マスタードをつけなくても十分なほどしっかり味がします。ここで、お料理に合う赤ワインをお願いしたところ、なんとなんと、本当にぴったりなモノを選んでいただきました。わたしは酸味がガツンガツンとくるのは苦手なのですが、これはまろやかでいて、お肉にも負けないパワーもある。(ディナータイムに再来することを心に決めました。)

デザートは桃のコンポート、ドリンクはエスプレッソ。最後まで楽しませていただきました。


ちなみにこちらのお店、ディナータイムは、ワインを飲まない人は断られてしまいます。ご注意ください。

2011年8月27日土曜日

真剣な顔

この夏、友人の披露宴のため帰省した妹と甥っ子。妹が披露宴に出かけている間、甥っ子はじぃじとばぁばとお留守番です。わたしもこの甥っ子を溺愛していて、彼と遊ぶため実家に帰りました。

真剣そのもの

写真は、カーズ・トミカのカタログを真剣に見ているところ。マックィーンを持っているけど、もう一台欲しいんだとか。おねだりするでもなく、ただひたすらカタログを見ている姿があまりにいじらしく、おばちゃん(わたし)が買ってあげることに。

彼が選んだトミカは「メーター」でした。


「まるちゃん(まりちゃんと言えないのかな?)に買ってもらった!」と喜ぶ甥っ子。
まるちゃんもとってもうれしい気分になりました。




2011年7月27日水曜日

自分への戒めを込めて

車の免許をとってから10年余。
運転は苦手でもなければ、嫌いでもない。でも、上手でもない。
こんなわたしは、車に傷を作ることが少なくありません。

この日、事件はショッピングセンターの地下駐車場で起こりました。
自分が駐車し終わるのを待っている車がいるということは、結構なプレッシャーになります。
何回も切り返しをしたら「早くしろよな」って思われるだろうな、なんて余計なことを考えていたせいか注意力が散漫となり、柱というか壁というか、とにかくこすってしまいました。

ガリガリガリ…今にも音が聞こえてきそうです

同じ過ちを繰り返さないよう、自分への戒めを込めて、写真をアップすることにしました。

いやはや、なんともお恥ずかしい限りです。


2011年7月11日月曜日

感謝祭

わたしたち夫婦はiPhoneユーザです。
お互いのスケジュールはGoogleカレンダーを使って共有しています。
仕事の予定(出張とか飲み会とか)もプライベートの予定も、いちいち相手に聞かなくても分かるので便利です。




こちらはiPhoneのカレンダー。
7月10日は終日まりちゃんデーとなっています。

このスケジュールを発見したとき「???」と思いました。

夫に聞いてみたところ…

これは、仕事の繁忙期を乗り切ったわたしのために、夫がくれたプレゼントだったのです。

この日は、私の好きなように過ごしていいというのです。
行きたいところや食べたいものなどをリクエストすれば(現実的な範囲内で)連れて行ってもらえ、家事を全て放棄したいと言えばこの日は夫が主夫となり、欲しいものがあれば(家計に支障をきたさない限りにおいて)買ってもらえる…といった、王様気分を味わえる、夢のような日なのです。

限られた予算と時間を最大限に生かす過ごし方を、頭をフル回転させて考えました。


おかげさまで、朝寝坊から始まって、ゆっくりお酒を楽しむ夜まで、まりちゃんデーを満喫しました。

やさしいダンナさんに感謝感謝の一日となりました。


2011年6月12日日曜日

そっくりさん

ジャズプロムナード in 仙台」に出かけたときのこと。
みんながわたしに似てるというので、写真を撮らせていただきました。


似てる?


2011年5月29日日曜日

気分を上げる週末の過ごし方

きのうの夜は珍しく寝つけなかった上にしばしば目が覚め、眠りも浅いというトリプルパンチ。当然寝起きの気分も良くなかったわけですが、そんな気分を上げるべく、いろいろとがんばってみました。

まずは朝食。大好きなフレンチトーストをメープルシロップたっぷりで。



仕事へ行く準備をしながら、掃除などもしながら、あっという間にお昼になって…。

午後は仕事のため外出。2時間弱お仕事をしたn、同じく外出中だった夫と合流。ふたりで「Lindenbaum」へ行き、デビルスケーキをいただきました。


クッキーをお持ち帰りしたかったけれど、「カロリーオーバーになってしまうから今度ね」と夫に言われ、泣く泣くあきらめました。

そのあと、unicoへ移動。
デイリーユースのディナープレートとスリッパ、観葉植物用のプランター(本当はプランターではないけれど、わが家ではプランターとして使うつもりの雑貨)などを購入しました。


ここまでくれば、十分気分は持ち直しているのですが、とどめ(?)はこちら、夕食後のお楽しみ。
夫が出張のお土産に買ってきてくれた生ハムと、今日エノテカで買った赤ワイン。



明日は月曜日。いいんです。残りわずかの週末を楽しむんです!


2011年5月24日火曜日

寒い夜に冷製パスタ

めずらしく暑い日が続いた仙台。そんな暑い土曜日に、冷やし中華やら冷製パスタやらひやむぎやら、いろいろと買い込んでしまったのに、かなしいかな肌寒い日に戻ってしまいました。ま、そこそこ日持ちするし、無駄になることはないからまぁいいかと思っていました。

週明け、残業続きで夕ご飯の材料を買いに行くのも面倒になり、ありもので済ませることに。ありものといえば、↑(上)の食材たち。湯で時間が短くて、野菜も食べられる冷製パスタを作ることにしました。



簡単にできるわりに、見た目もよい「トマトと新タマネギ」の冷製パスタの完成です。


2011年5月22日日曜日

三福でホルモン!

お世話になっている業者さんとときどきグルメ情報の交換をしているのですが、教えていただいたお店のひとつに「三福」があります。長町の、昔ながらの横丁にあるお店です。



行列のできる人気店と聞いたので、友人と「早めに行って並ぼう!」と相談し、4時半に到着。さすがに早かったのかまだ準備中で、他に並んでいるお客さんもいなかったので、近くのコンビニで10分少々時間をつぶし再度お店へ!今度は常連さんらしいグループが何組かもう中に入っていました。わたしたちも開店(5時)前だけど中に入れてもらいました。

時間になるまで、テーブルに準備したある仙台市のゴミ袋に荷物を入れたり(匂い対策)、メニューを眺めたりしていました。

わたしたちは、ビールとキムチ、ホルモン、小袋、センマイをオーダー。飲み物も食べ物もすぐに運ばれてきます。

お店のかたが、テーブルの上の鉄板(ジンギスカン鍋みたい)にホルモンをザザッと入れてくれます。




大きめにカットされた、きれいなピンク色のホルモンです。

焼けたホルモンを口にいれてみてビックリ。やわらかーい。臭みがなーい。おいしーい。いくらでも食べられちゃいそうです。

ホルモンを完食し、次に小袋を焼きました。小袋のこりこりした食感がたまりません(食べるのに夢中で写真を取るのを忘れました!)。

気づくとお店の外に行列ができていましたが、ホルモンとビールをおかわりせずにはいられませんでした。


こうしておいしいホルモンをおなかいっぱい食べて大大大満足。(すっかり気分がよくなり、このあと地下鉄でブンチョウに移動し、飲み直しちゃいました)。


ちなみにお会計は二人で3,600円!!!再来間違いなしの名店でした。


2011年5月16日月曜日

ALFRAID

大好きなお鮨屋さんから帰る途中で見つけたこのお店。
県庁裏の、さほど人通りのない通りにあって、こじゃれた洋食屋さんという雰囲気。
夜なのにこの値段でいいの?と首をかしげながら中に入りました。


夜なのにこの値段?!

先客は平均年齢40代の男女6名のグループ。スパークリングワインで乾杯をした直後という感じでした。わたしたちの後に来店したのは60歳前後のご夫婦でした。落ち着いた客層のお店なのでしょうか。

さてさて、肝心のお料理ですが…。わたしも夫も「ハンバーグとビーフシチュー」をお願いしました。夫はアルコールもオーダー。ということは、帰りの運転手はわたしのようです。(いいもん、家で飲むから)

待つことしばし。キッチンからいい香りがただよってきて、運ばれてきたのは…。


おお!かなりのボリュームです。
ハンバーグはわたしの好きな形をしています(平ぺったいのではなく、少〜しコロンとした形)。柔らかい食感で、しっかりしたソースもとてもおいしいです。

ビーフシチューはとろっとろで柔らかく、「このビーフシチューを一皿食べたい!」と思わせる逸品。なぜ単品でビーフシチューがないのか、とても不思議でした。


お会計のときに分かったのですが、どうやら、地震の影響なのか、通常のメニュー体制ではないもよう。

もう少し時間が経ったら、また行ってみようと思います。


ふらっと足を踏み入れた洋食屋さんでしたが、とてもいい出会いでした。


2011年5月4日水曜日

遠刈田の食材で夕ごはん

友人と遠刈田へ行った折、産直の山菜などを買ってきました。
購入したのは、たらの芽、こごみ、そして菊芋です。

今夜はこれらの食材を使って夕食を準備しました。

菊芋は一見生姜のように見えなくもない、小さなお芋です。生で食べるとしゃきしゃき、熱を加えるとほくほくとした食感だそうです(直売所のおばさん談)。
わたしは「菊芋の肉じゃが風」を作ってみました。


しゃきしゃきとほくほくの間のような食感になり、甘い味付けも合うようでとてもおいしかったです!

たらの芽とこごみはやはり天ぷら。




衣を氷水で冷やしながら揚げたのですが、お店で食べるようなサクサクにはできませんでした。うーん、天ぷらは本当にむずかしい。

でも、この春は山菜の天ぷらを食べる機会がなかったので、おなかいっぱい春の恵みを食べることができて幸せいっぱいになりました。


遠刈田温泉日帰り旅行

GWまっただ中の今日、友人と遠刈田温泉に行ってきました。天気がよくて、まさに行楽日和の一日でした。

初めに、「たまご舎」蔵王本店に寄ってソフトクリームを食べることに。
ソフトクリームをひとくち食べてみてびっくり。甘く…な…い…。友人と二人で「???」と顔を見合わせたほどです。
ソフトクリームの看板を再度確認して納得。「甘さ控えめ」の「生クリーム入り」のソフトクリームとのこと。名前は「らんらんソフトクリーム」というそうです。らんらんって「卵卵」ってことなのかな、などと考えながらソフトクリームをいただいたのですが、本当に甘くないので真夏の炎天下でもぜんぜんいけちゃいそうだし、食べ終わったあとに飲み物が欲しくなる感じがないのです。
このときは産直の山菜(のちほど詳述)のみを購入、スイーツのお土産は帰りに買うことにしてお店をあとにしました。

そしていよいよ遠刈田へ。お昼を食べるまえにひとっぷろ浴びることにしたのですが、第一希望の温泉旅館は満員ということでお断りされてしまいました。なので、第二希望の温泉旅館へ。こちらの温泉は広々としている上、露天風呂まであります。
お湯に浸かりながら肌をさすってみるとツルッツル!(に感じました)
あまり時間がなかったのですが、それでもゆっくりたっぷり温泉を堪能できました。

さて、お次は腹ごしらえ。昼食はこちらでいただきました。



時間はすでに14時を回っていたのですが、GW中だからでしょうか、お店はたくさんの人でごったがえしていました。
わたしはもちぶたのステーキがサンドされた「ZAO BOO バーガー」をいただきました。サイズはもちぶたが1枚のsmall(bigは2枚)。

野菜がはみ出ています。

アップはこんな感じ。

厚さ1センチ強のぶた肉が1枚サンドされているのですが、お肉を噛んでいる感覚がほとんどありませんでした。そのくらい柔らかいのです。お味も脂っこさがまるでない。ガツンとくるハンバーガーがお好みのかたには物足りないくらいでは?と思うほどです。

おなかがいっぱいになったところで、もう1回温泉に入ることにしました。今度は共同浴場の「神の湯」へ(←すごいネーミング)。

番台のおばさんに「混んでますか?」と尋ねたところ、「うーん、そうでもないね」との返答。しかし中に入ってみると着替える場所がないくらい人がいるではありませんか!観光客のみならず地元のかたもいるのでしょうか、まさに「芋の子を洗う」状態でした。
こちらの温泉は、家族連れが多かったのとお湯の温度が高かったのとで、ゆっくり浸かる感じではありませんでしたが、そんな短時間の入浴でも体が芯まであったまりました。おそるべし、温泉!

ほてった体で最後にもう一度「たまご舎」に寄ってお土産を購入し、帰路につきました。



2011年4月30日土曜日

ベランダガーデニング

GW2日目の今日は、ベランダを彩る植物たちを買いに出かけました。
バジル、タイム、ローズマリーといったハーブや、日々草のような可憐な花など、7種ほど購入。中でも一番のお気に入りはこの「ナイトフロックス」。

夜になり花を咲かせはじめました。

詳しいことは知らずに一目惚れして買うことにしたのですが、レジでお店のかた(早坂ひろみ先生)に、「これは夜に咲くお花で、とってもいい香りがするんですよ。ぜひ香りも楽しんでみて。」と教えていただきました。

夜になるのを待ち、どきどきしながらベランダをのぞいてみると、なんとなんと本当に咲いているではありませんか!白くてかわいらしい花です。昼間は(咲いていないときは)チョコレートコスモスのような色をしているのに、夜になるとこんな大変身を遂げるんですね。

そしてその香りは…。なんとも甘美でうっとりするような香りです。ベランダが甘い香りに包まれていました。別名「ムーンライトフレグランス」ともいうそうで、まさにぴったりな名前だと思いました。

とてもすてきなお花に出会うことができました。早坂先生、ありがとうございました!

このナイトフロックス、高温多湿に弱いとのことで、夏前までしかお花を楽しむことができないのが残念。限られた時間の中でたっぷりと楽しみたいと思います。