2011年12月25日日曜日

お菓子の家

クリスマスを目前に控えた休日。夫とふたりで近所の無印へ行ったときのこと。
クリスマスグッズがもう値下げしていることに驚いていると、夫が「これ、買ってあげようか?」と言いました。見ると、お菓子の家を作るキットです。

「お菓子の家」

だれでも一度は憧れたことがあるはず。当然わたしもそのひとりです。
せっかく買ってくれるというので、お言葉に甘えて買ってもらうことにしました(のちに後悔するはめになるとは知らずに…)。

買ったはいいけどなかなか着手するに至らず、とうとう夫が「今日でクリスマス終わるけど?」と言ったので、おしりに火がつきました。


箱を開けて、まず型紙をチョキチョキ切るところからスタートです。部品が多いので、カットするパーツも多い。小さいものなどは鼻息でどこかへ飛んで行きそうです。この作業だけで小一時間かかったのではないでしょうか(多少おおげさだとは思いますが、そのくらい大変だったということで)。

材料(粉もの)はすべて計量されて箱の中に入っているので、それに水分を加えて生地を作ります。生地をのばし、型紙どおりにカットしては焼き、カットしては焼きを繰り返すこと4回。
言葉にすると簡単なように見えますが、かなり根気のいる作業です。

焼き上がったものを冷まし、組み立てて行きます。この作業はもうひとりでは到底ムリ。ひとりがアイシングでパーツをくっつけ、もうひとりが乾くまで手で押さえる。この連携がないと、お菓子の家は完成しません(たぶん)。

わたしがイライラしてくるのを夫が察し、なだめすかします。「ふたりで作ると楽しいね!」などと平和なことを言いながら。

こうして6時間ほど格闘し、ようやくお菓子の家は完成しました。

見えないかもしれませんが、本当にたくさんのパーツからできているのです。


このお菓子の家づくりを通して夫婦の絆が強まることこそ、サンタさんからの贈り物だったに違いありません。サンタさん、すばらしい贈り物をありがとう!


追伸:とても苦労して作りあげたお菓子の家なので、すぐに食べてしまうのがもったいなくて食べずにいたら、湿気ってしまいました。結局食べられず、観賞用のお菓子の家となってしましました。


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