2013年1月14日月曜日

退院


入院中、悪寒や発熱などがあり乳腺炎になりかけましたが、規則的な授乳に努めた結果、無事治まりました。とはいえ、今後も引き続き注意が必要です。

さて、この日は退院予定日。外は雪が降っています。自宅の周辺ではかなり積もっているもよう。娘が生まれた日も、チラチラと雪が降っていました。雪に縁があるのでしょうか。

午前中のうちに娘の沐浴とわたしのシャワーを済ませ、荷物もまとめて、退院の準備は万全。14時過ぎ、大雪の中パパが病院に到着。病室でパパ、ママ、娘の3人の記念写真を撮って、病院をおいとましました。帰り道、大雪のため道が悪く、車がガタガタします。娘のほっぺがぷるぷる震えています。かわいい!

自宅ではじいじとばあばが、孫の到着を首を長くして待っていました。大変な歓迎ぶりです。

病院にいたときは早く自宅に戻りたいと思っていましたが、いざ病院を離れてみると一気に不安になりました。母乳育児は誰かに代わってもらうことができない、ママの大事な役割。これから看護師さんたちの助けなしでうまくやっていけるのか…。

一歩一歩、ママの道を進んで行くしかないのでしょう。

2013年1月10日木曜日

出産当日(陣痛〜出産)

いよいよ強まる痛み。助産師さんから「力を抜いて〜リラックスして〜」と言われますが、陣痛がくるとどうしても体に力が入ってしまいます。結果、体がガタガタと震えます。呼吸も止めてしまうので鼻から酸素吸入されることになりました。

分娩台の上でのたうち回るわたし。自分がこんなにも痛みに弱いとは!情けない限りです。

子宮口がいよいよ8センチ〜全開となり、いきんでも良いことに。
腰が痛いわたしは仰向けになることができません。横向きでいきみますが、なかなか生まれません。そこで助産師さんからのアドバイスにより、うつ伏せになってバランスボールを抱きかかえる姿勢になりました。しかしこれでもダメ。

あかちゃんが苦しみながら産道を進み、すぐそこまで来ているというのに、母であるわたしはうまく産んであげることができません。「ごめんねぇ。お母さん、ヘタレでごめんねぇ。」情けない母です。

わたしを元気づける夫の声が聞こえます。その夫の手を力いっぱい握ります。指の骨が折れてもおかしくないくらい思いっきり。

気づいたらいつの間にか先生も来ていました。腰が粉々に砕けそうなほど痛いけど、覚悟を決めて仰向けになりました。しかし、何度いきんでもあかちゃんは出てきません。いきみが足りないのか…。ヘタクソなのか…。

先生が「お手伝いをしますね」と言うのが聞こえました。吸引するようです。
助産師さんは私のおなかを押します。
会陰切開するのが分かりました。

みんなに応援されながら(?!)何度かいきんだ後、夫が「ああ!あかちゃんが見えてきた!ほら見て!もう少しもう少し!」と叫びました。最後の力をふり絞っていきみました。

そして…泣き声が!!!1月9日、20時08分。愛しい我が子の誕生です。3074gの元気な女の子です。



なんというか、『夫と病院のみなさんに産ませていただいた』感じの情けない出産ではありましたが、それに引き換え元気に生まれてきた我が子のたくましこと。ヘタレの母に似ないで、強い子に育ってね(笑)


その後、生まれてまもない我が子を胸に抱きました。小さくて温かい我が子。ついさっきまでおなかの中にいたなんて。この子の誕生の瞬間を夫と一緒に迎えることができて、本当に良かったと思います。

しばらくしておっぱいをあげました。生まれたばかりだというのに「おっぱいを吸う」ことができるんですね。これが動物の本能なのでしょうか。目も開いていない我が子が自分のおっぱいを吸っている姿に胸が熱くなります。なんとも愛おしい存在です。


この日は母娘一緒のベッドで休みました。

やっと会えたね。ずっと待っていたんだよ。これからもどうぞ末永くよろしくね!



入院三日目=出産当日(陣痛まで)

昨夜はゆっくり休むことができました。
今日こそは我が子に会えるでしょうか。ドキドキです。
立会い希望の夫には、陣痛が進んだら連絡するので、とりあえず今日は出社してもらうことに、母にも何かあったら連絡するので、仕事に行ってもらうことにしました。

朝食後、子宮口のチェック。痛い思いをしてせっかく広げた子宮口、縮んでいたらどうしようと内心ドキドキでしたが、きのうと同じ5センチのままでした。
ということで、モニターをつけ、9時頃促進剤の点滴が始まりました。助産師さんから、「ご主人に連絡して病院に来てもらった方がいい」と言われました。なんでも、昨日よりもスピーディに薬を入れていくので、いつ陣痛が強くなるか分からないからということ。しかし、きのうのことがあるので、やはり様子をみることにしました。

陣痛室に戻り安静にしていましたが、一向に陣痛がきません。定期的に助産師さんが様子を見に来てくれますが、そのたびに「まだ痛みはない」と答え、薬の投与がアップされます。

お昼近くになり、おなかが張ってきましたが痛みが足りません。13時の診察で、また明日に仕切り直しとするか帝王切開にするか判断することになりました。なので、今日は昼食抜き(帝王切開になるかもしれないので)。

お昼過ぎ、夫が病院に到着。驚くことに夫の顔を見た途端おなかに強い痛みが…。これは今までとまったく違うタイプの痛み!ようやく陣痛がきたようです。嵐を呼ぶ男ならぬ陣痛を呼ぶ男!

13時過ぎの診察で先生が「陣痛がきましたね。このまま陣痛を進めましょう」とおっしゃいました。(どうやって?)

何が行われたのかというと…。破水です。心の準備をしていなかったので、予期せぬ破水にとても驚きました。生暖かい水がそれはもうびしゃーーっと。看護師さん曰く羊水は500ccくらいとのことですが、自分的には優に1リットルは出たように感じました。

その後、先生の言葉どおり一気に陣痛が進みました。

陣痛室で夫と看護学部の学生さん(実習生。出産立会いをお願いされたため)が、痛みがくるたびに手を握ってくれたり、腰をさすってくれたり、テニスボールでおしりを押してくれたりしました。

そしていよいよ分娩台へ。

結構な痛みなのに、子宮口はなかなか全開(10センチ)になりません。ということは、もっともっと強い痛みが来る(続く)ということ???
早くもへこたれそうです。

(つづく)


2013年1月8日火曜日

入院二日目

ゆうべはやはり痛みやら苦しさやら違和感やらで熟睡はできませんでした。当たりまえか…。でも看護師さんが何度も様子を見にきてくれたり、遠くから新生児の泣き声が聞こえてきたりして、だいぶ勇気づけられました。

さて、明けて入院二日目。今日はいよいよ子宮収縮剤を投与しますよ!うまくいけば今日、我が子と待望のご対面を果たすことができます。

7時過ぎに朝食を済ませ洗顔など身支度を整えて待っていると、8時を少し過ぎた頃に看護師さんが迎えにきました。

まずは昨日挿入した棒を抜きます。痛いんだろうなと覚悟していましたが、思ったほどの痛みはありませんでした。痛いには痛いけど。
次に子宮口を確認すると3センチになっていました。あんなに痛い思いをしたのにたった3センチなのかと内心ガッカリです。
さらに子宮口を開くため、水風船を入れることになりました。ゆうべこっそりネットで調べたところ、水風船は痛くないという意見をいくつか見つけていたので余裕綽々で臨んだのですが、あまりの痛さで声を出さずには堪えられないほど。隣には陣痛でウンウン唸っている妊婦さんがふたりいましたが、彼女たちの声をかき消してしまうようなボリュームだったに違いありません。この水風船攻撃が痛くないだなんて、この後に待ち構えている出産の痛みとはいかほどのものなのか!と恐ろしくなりました。

おなかにモニターをつけた状態でしばらく安静にした後、10時過ぎにいよいよ子宮収縮剤の点滴が始まりました。

少し様子を見た後、陣痛室へ移動すると、夫と母が来ていました。

さぁ、あとは陣痛が始まるのを待つばかり!

なんとなーくおなかが張る感じがしないでもないけど、水風船のせいかもしれないという気もします。

そうこうするうちに午後になり、医師の診察がありました。水風船を外し(あまり痛くなかった!)、子宮口をはかると5センチになっていました。まだ5センチかとまたもやガッカリしたのですが、助産師さんが「半分開きましたね!」とニコニコしていることから察するに、まずまずの進捗具合なのかな。

しかし、夕方16時になっても本格的な陣痛は起こらず、今日のところはこれまでということに。点滴を外され、明日に備えゆっくり休んで下さいと医師に言われました。

ううむ。夫も母も何もすることなく6時間以上もただ待つのみで、だいぶくたびれた様子でかなり気の毒。なので、明日はふたりとも仕事に出てもらい、本格的に陣痛が始まったら夫に連絡し、駆けつけてもらうこととしました。母には何事もなければ出産後に来てもらうよう話しました。

というわけで、楽しみにしていた我が子とのご対面は明日以降へおあずけとなったのでした。



2013年1月7日月曜日

入院一日目

(入院することに…のつづき)

約束の14時よりも20分ほど早く病院に到着。
着くやいなや、さっそく看護師さんから入院に係るオリエンテーションがあり、そのまま医師によるエコー、血液検査、今後の治療の進め方の説明等がありました。

わたしの場合、子宮口がまだ全然開いていないので、拡げるための棒を10本入れるんだそう。その棒が水分を含んで膨らみ、子宮口を拡げるらしいのです。
そして明日の朝、子宮の収縮を促す点滴をし、出産へと持っていくそう。うまくいけば明日明後日には出産とのことで、予想以上のスピーディな展開にけっこう驚きました。

その後病室に案内され、パジャマに着替え、しばしまどろんでいました。今思えば、このときが一番リラックスできて快適な時間でした。

16時過ぎ、呼び出しがありました。いよいよ始まるんだな、と軽い気持ちでナースステーションへ向かいました。

はじめに、赤ちゃんの心音とおなかのハリのチェックです。
そしていよいよ例の棒を入れる処置が…。
看護師さんからちょっとチクっとするかもと言われ、イヤーな予感がしました。「ちょっと〜かも」と言われた場合、ちょっとでは済まないことが往々にしてあるんですよね。

その予感は見事に的中。なんとも形容しがたい痛みに見舞われました。つい力が入ってしまうわたしの手を看護師さんが優しく握ってくれました。
子宮をちょっと引っ張りますと言われたときには、痛みのあまり腰が浮いてしまいました。

なんとか10本の棒とガーゼが無事に入れられ、本日の処置は終了。もうグッタリです。

起き上がった瞬間、生温かいものがタラ〜っと…。ああ…。急いで病室に戻り、着替えを持ってトイレへ駆け込みました。看護師さんがあててくれたナプキンが不運にもずれていて、下着とパジャマをさっそく流血で汚してしまいました。

それから、痛みとの闘いが始まりました。おなかと腰に鈍い痛みを感じます。まるで生理痛のような。
それでもまだ凄く痛いというほどではないので、減塩の夕食は完食しました。我ながらたくましい限りです。

夕食を済ませると、仕事帰りの母と夫が様子を見にきてくれました。ふたりと話をしていても、痛みが徐々に大きくなってくるため、ときどき心ここにあらずな状態でした。

ふたりが帰った後はさらに痛みが強まり、下腹部と腰に加え、おしりまで痛くなってきました。

ときどき様子を見にきてくれる看護師さんは、陣痛に向かってるいい兆候ですよ、とにこやかな対応。リラックスして過ごすとよいとアドバイスもいただきました。

なるべく痛みのことを考えないようにし、リラックスを心がけていたところ、22時を過ぎた頃でしょうか、痛みが和らいできました。(相変わらず違和感はあるものの。)

これでようやく眠れる!と安心しつつ、今日のこの貴重な(!?)体験を記録しておくためiPhoneを
手にするわたしなのでした。

入院することに…

1月7日の午前、妊婦検診に行ってきました。お正月明けの月曜日とあってさすがの混雑ぶり。今日は時間がかかりそうです。

受付後、小一時間ほどしてようやく呼ばれ、まずは赤ちゃんの心音とおなかのハリのチェック。

次にエコー。赤ちゃんは3000gを超え、順調とのこと。医師はわたしの足のむくみを認めつつも、血圧と尿タンパクに異常がないことから、このまま様子をみることになりました。

そのあと子宮口の開きを見るため内診。さきほどの医師とは別の医師。足のむくみに加え、この3週間の異様な体重増加に驚き、子宮口を見る前にひとこと、「もう入院しちゃいましょう」と。つい今しがた様子をみましょうと言われたばかりではありましたが、入院を切り出されて、驚きや戸惑いよりも「やっぱりな」という思いのほうを強く感じました。

自宅が病院から近いこともあり、いったん自宅に戻って昼食を摂り、入院グッズを持って14時までにまた病院に来るよう指示がありました。

つづく。

2013年1月5日土曜日

むくみのその後

11月29日からむくみがひどくなってきたわたしの足。その後むくみはどんな具合かというと…。一向に良くならず、かといって入院するほど悪化したわけでもなく、ただ重苦しい状態がずーーーーーっと続いています。
わたしの足はまるで低反発枕みたいです。指で押すと、べっこりへこみます。

くるぶし?足首??どこかへ消えちゃいました。

12月25日。年内最後の妊婦検診時、助産師さんから何か気になることはあるかと聞かれたので、足のむくみについて再度相談してみました。
助産師さんが医師に確認してくれたのですが、血圧も正常値、尿タンパクも出ていないので、引き続き食生活に気をつけて(減塩)、なるべく安静にするように言われました。入院したところでやることといえば減塩食と安静くらいなものなので、それが自宅でできるのであれば入院の必要はないということのよう。

そんなわけで、この日から毎日朝昼晩の3回、血圧を計って記録することになりました。

現在までのところ、血圧の上昇は見られず変化なし。
立ちっぱなしや歩いたりするとますますむくむのはもちろんのこと、ごはんを食べるときに椅子に座っているだけでもむくみがひどくなります。とにかく足をなるべく高くしていないといけないのです。つまり一日のほとんどをゴロゴロして過ごしています。

夫や実家の母にはとにかく世話になりっぱなしで、出産の直前に、これほどまで自分で身の回りのことができなくなるなんて思ってもみませんでした…。人生、どこでどうなるか分かりません。ひとりでは生きて行けないということを肝に銘じ、感謝の気持ちを忘れないようにしないといけませんね。

さーて、このゴロゴロ生活はあとどのくらい続くのでしょう。あかちゃん、いつ出てきてもいいわよ〜!





2013年1月4日金曜日

まねっこ

年末年始を一緒に過ごすため、妹夫婦と4歳になる甥っ子が帰省しました。
予定日を1月12日に控えたわたしのおなかは、もうパンパンです。甥っ子はそんなわたしのおなかを、「あかちゃ〜ん」と言いながらなでなでしてくれます。小さい子におなかをなでてもらうと、なぜか安産で元気な赤ちゃんが生まれてきそうな気がしてくるから不思議です。

わたしのおなかはこんな感じに。ちょっと恥ずかしいので画像を加工。


そして、わたしのマネをする甥っ子。チラシを丸めておなかの中に入れたみたい。家族全員で大笑い、初笑いです。



そんなこんなでにぎやかなお正月を迎えた我が家なのでした。