2011年12月25日日曜日

Xmas Dinner 2011

Xmas イブ前日、ダメもとで電話してみたら「21時なら」ということで予約がとれちゃいました。そのお店とは、「自然派ワインと炭火ビストロの店NOTE」。お料理はおいしいし、お料理に合わせてセレクトしてくれるワインも、なんというか、これまで飲んだことない味のワインばかりで、不思議な味の体験ができるお店です。

2011年のXmas Dinner のメニューはこちら。


スパークリングワインを片手にメニューを眺め、今日はどんな風に楽しませてもらえるのかなとワクワクしながらお料理を待ちました。

天然酵母のパン

オマール海老のビスク

器はデミタスカップ。なので量は多くはありませんが、口に広がる濃厚な海老の香りと旨味がたまりません。そろそろ白ワインが欲しくなります。





琥珀がかった色味。好みです。

冬野菜のテリーヌと根菜のフリチュール
このテリーヌ、野菜がごろんごろん入っています。野菜を食べている感覚(食感)がしっかりありますし、根菜のフリチュール(フライ)がアクセントになります(天に向かうその姿は芸術的です)。添えられたたっぷりの生野菜がまたうれしいです。






おすすめの赤ワインをいただきながら、メインの「鴨のコンフィ」を食します。右側に添えられているのは「葡萄風味の粒マスタード」。ちょっと酸味があり、さっぱりしているようでいてしっかりしています。もともと粒マスタードが大好きなわたしではありますが、これには恐れ入りましたという気持ちになりました。パリパリで旨味ぎっしりのコンフィは丁寧に調理された感じで、そのままいただいてもとてもおいしいし、葡萄風味の粒マスタードと一緒にいただくと、それはもう舌とおなか(胃袋)と脳が三位一体で喜んでいるのがわかります(笑)。カロリーのことなど、今夜は考えたくありません。いえ、考えることをからだ全体で拒否していました。

「だらだら長く呑むことができる」と自負するわたし、グラスワイン2〜3杯でぺろんぺろんに酔っぱらうなんてことはそうそうありませんが、この日はどうしたことか、かなりいい気分になり、もっとワインを飲みたいという欲望は起きませんでした。

というわけで、おとなしくデザートへ。


「大人のチョコレートのテリーヌ」と銘打ったデザート。ずっしり、ぎっしり、濃厚なテリーヌなのですが、ご覧下さい、ピスタチオのアイスの陰で全く見えません(笑)

最後にエスプレッソで締め、本日のディナーは終了です。


このお店は、ワインにしろ、お料理にしろ、「へぇ!」という驚きがあるのが楽しくて仕方がありません。今後も、この「へぇ!」を楽しむため、細々通いたいと思います。


追伸:ディナータイムは「みなさんにワインを楽しんでいただきたい」というコンセプトのお店です。


自然派ワインと炭火ビストロの店 NOTE
電話:022-216-5771
住所:仙台市青葉区本町2-17-2
時間:
11:30-15:00(火〜金曜)/12:00-15:00(土日祝日)
14:00-18:00(日祝のみ)
18:00-24:00(火〜土曜)/18:00-22:00(日祝)
休み:月曜

お菓子の家

クリスマスを目前に控えた休日。夫とふたりで近所の無印へ行ったときのこと。
クリスマスグッズがもう値下げしていることに驚いていると、夫が「これ、買ってあげようか?」と言いました。見ると、お菓子の家を作るキットです。

「お菓子の家」

だれでも一度は憧れたことがあるはず。当然わたしもそのひとりです。
せっかく買ってくれるというので、お言葉に甘えて買ってもらうことにしました(のちに後悔するはめになるとは知らずに…)。

買ったはいいけどなかなか着手するに至らず、とうとう夫が「今日でクリスマス終わるけど?」と言ったので、おしりに火がつきました。


箱を開けて、まず型紙をチョキチョキ切るところからスタートです。部品が多いので、カットするパーツも多い。小さいものなどは鼻息でどこかへ飛んで行きそうです。この作業だけで小一時間かかったのではないでしょうか(多少おおげさだとは思いますが、そのくらい大変だったということで)。

材料(粉もの)はすべて計量されて箱の中に入っているので、それに水分を加えて生地を作ります。生地をのばし、型紙どおりにカットしては焼き、カットしては焼きを繰り返すこと4回。
言葉にすると簡単なように見えますが、かなり根気のいる作業です。

焼き上がったものを冷まし、組み立てて行きます。この作業はもうひとりでは到底ムリ。ひとりがアイシングでパーツをくっつけ、もうひとりが乾くまで手で押さえる。この連携がないと、お菓子の家は完成しません(たぶん)。

わたしがイライラしてくるのを夫が察し、なだめすかします。「ふたりで作ると楽しいね!」などと平和なことを言いながら。

こうして6時間ほど格闘し、ようやくお菓子の家は完成しました。

見えないかもしれませんが、本当にたくさんのパーツからできているのです。


このお菓子の家づくりを通して夫婦の絆が強まることこそ、サンタさんからの贈り物だったに違いありません。サンタさん、すばらしい贈り物をありがとう!


追伸:とても苦労して作りあげたお菓子の家なので、すぐに食べてしまうのがもったいなくて食べずにいたら、湿気ってしまいました。結局食べられず、観賞用のお菓子の家となってしましました。


2011年12月15日木曜日

K-POPコンサート

12月15日、友だちと仙台サンプラザで開催された「東日本大震災復興祈願K-POPコンサート in Sendai」に行ってきました。このイベントは在日韓国大使館 韓国文化院が主催したもので、被災地の人たちが無料で招待されました。友だちが応募し、見事当選したのでした。

最近になって韓国のドラマをよく見るようになったわたしですが、正直なところ、今回のイベントに出演したアーティストを誰一人知りませんでした。(友情出演のSDN48も、恥ずかしながら初めて知りました)。

遠く仙台まで足を運び、自分たちの持ち時間はさほど長くないのに、その限られた時間の中で歌やダンスでわたしたちを大いに楽しませてくれて、しかも日本語でのインタビューにも笑いを交えつつしっかりと受け答えをする彼らに、頭が下がる思いがしました。

今後、彼らの姿をテレビなどで見かける機会も増えるかもしれず、そのときには「わたし、この人のライブに行ったことあるんだよねぇ」と自慢のひとつもできるかもしれません。
なので、今回のイベントに参加したアーティストを書き残しておくことにします。

ZERO
CODE-V
December
Girl's Day
パク・ヒョンビン


2011年12月13日火曜日

フェルメールからのラブレター展




師走の日曜の午後、突如大切なことを思い出しました。明日で「フェルメールからのラブレター展」が終わってしまうと。会期前からこの展覧会には絶対行きたいと思っていたのに。

思い立ったが吉日ならぬ、思い出したが吉日ということで、急いで出かける準備をし、夫とふたり美術館へと向かいました。(最終日前日とあって、駐車場待ちの車の列ができていました…)

最悪なことに、次の予定があるため、わたしたちが美術館に滞在できる時間はわずか45分。そして、会場には人、人、人。1枚目の絵の前からずらーーーーーーっと人が並んでいます。
順番に絵を鑑賞していたのでは時間内にフェルメールの絵にたどり着くことは不可能と判断し、わたしと夫は、おそらく一番奥に展示されているであろうフェルメールの絵までつかつかと進んで行きました。(学芸員さん、ごめんなさい)

現存する作品が30数点しかない彼の作品のうち、本展覧会では「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」の3作品を鑑賞することができます。

わたしはフェルメールの絵を目の前で鑑賞するのはこれが初めてで、限られた時間の中で、たっぷりと作品を堪能しました。
それから、入り口に戻り、1枚目の絵から順に(急ぎ足で)鑑賞してきました。

フェルメールのこれらの絵が書かれた時代もそうだし、源氏物語などを読んでいても思うのですが、手紙・文を書いたり、待ったり、読んだりする姿とは、なんと趣のあることでしょう。

直筆の熱烈なラブレターでももらってみたいものだと思いました。




2011年12月8日木曜日

両親の結婚記念日

12月7日は、両親の40回目の結婚記念日でした。ちなみに、40周年はルビー婚式というらしいです。

40年という節目にあたり、わたしたち夫婦&妹夫婦から両親へ大好きなお花をプレゼントしました。



お花がまだ全然咲いていないので分かりにくいのですが、百合です。母が好きなカサブランカを贈りたかったのですが、お花屋さんに希望する数のストックがなかったため、カサブランカに似た百合をセレクトしてもらいました。

父は「お正月までもつといいなぁ」と、母は「うちにある花瓶に活けきれるかしら」などと笑いながら言っていました。ふたりとも嬉しそうだったので、届けたわたしも嬉しくなりました。

娘がふたりともお嫁にいってしまったため夫婦ふたりきりの生活になり、さびしい思いをしているかもしれないので、これからも、結婚記念日や誕生日、父の日、母の日など、節目節目にはなるべく顔を出そうと思います。


【後日談】何輪かの百合はお正月まできれいに咲いていました(笑)