2010年3月22日月曜日

理科室のオルガン

昨年、夫の同僚のかたから「博士コーヒー」なるコーヒー豆をいただきました。
おもしろいネーミングに魅かれ、このコーヒーを販売しているカフェのことを調べてみたら、なんともかわいらしいお店!
いつか行ってみたいと思いつつ、月日は流れ…。

その夢(?)がようやくかないました。
そのカフェの名前は「
理科室のオルガン

理科室にはオルガンはないよね、などと余計なことを考えつつ店内へ足を踏み入れると、かわいいし、どこか懐かしいし、で思わずぱちり。





店内はさほど広くなく、わたしたちが入店した後も続々お客さんが訪れましたが、席がなく帰られてました。すんなり席につくことができたわたしたちは、どうやらラッキーだったようです。

さて、オーダーですが、おなかがすいていたのでチキンライスと、食後にコーヒー、スイーツを。





チキンライスには国旗がさしてあって、お子様ランチのようです。お値段はなんと500円!







シナモンロールもいちごのロールケーキも、ふっわふわというよりもしっかりした食感でした。

雰囲気もかわいくて、食材にもこだわっていて、すてきなカフェでした。


ちなみに、WCのドアには「保健室」と書いてありました。







2010年3月15日月曜日

White Day 2010

昨年からここ仙台でも「サロン・デュ・ショコラ」が開催されるようになり、バレンタインのチョコレートを「サロン・デュ・ショコラ」で買うようになりました。もちろん、本命だけですが。

チョコレートをがんばったおかげなのか、それとも年度末をがんばって乗り切ろうねという決起大会なのか、ホワイトデーに大好きなお店へ連れて行ってもらえることになりました。

向かったのは仙台駅東口にある「
ワインハウス ブウション」。

好きです、ブウション。
初めて訪れたときに飲んだマグナムボトルの
BEYCHEVELLE(グラスにて)。あの感動は今でも忘れません。ビンテージなどはすっかり忘れてしまったけれど…。

さて、今回は何を飲んだかと言いますと、ずっとおあずけになっていた「
MOREY-St-DENIS モレ・サン・ドニ」。




かつて別のお店でオーダーしたところ、運悪く欠品中とのことで飲めずじまい。飲みたいときに飲めないと、そのワインへの思いは募るもの。いつか必ず飲んでみせる!と、自宅のパソコンのデスクトップにしっかりモレ・サン・ドニの文字を刻んだりなんかして。

そして今回、夫から「どんなのが飲みたい?」との問いに思い切って「モレ・サン・ドニ」を提案してみたら、OKが出て。しかも在庫もあって。
お店のかたが「特別に」と、金魚鉢みたいな大きなグラスを出してくれたりして。







壊さないようにびくびくしながらグラスを持ち上げて、ハナを近づけてみたら、鼻腔をくすぐるなんていい香り!これは期待できそう。

いざ、ひとくち…。

わたしはワイン通ではないし、言葉巧みに表現できるタイプではないので、なんと言えばいいのか迷うのですが、ブルゴーニュならではの華やかさと、滑らかさに、もううっとりしました。何かが際立って主張するわけではなく、とてもバランスのよい感じが、中庸好き(?)のわたしにぴったりなのでした。

20代の頃はボルドーを好んで飲んでいましたが、30代の今はブルゴーニュ派。しょっちゅう飲めるわけではないけど、記念日とか、お祝いとか、そんなハレの日に少しずつ味わえたらいいなと思います。