2011年9月25日日曜日

ジャムおじさんのパン工場

仙台にアンパンマンミュージアムがオープンしましたが、こどものいない私は、まもなく3歳になる甥っ子が仙台に遊びに来たときにしか行く機会がないんだろうなと思っていました。

オープン直後、駅のホームでアンパンマンのパンを食べているこどもがいて、わたしも同じものがどうしても食べてみたくなりました。

聞くところによると、ジャムおじさんのパン工場(パン屋さん)は入場料は必要ないとのこと。というわけで、足を運んでみました。

買ったのはこれ。

アンパンマンとカレーパンマン


クリームパンダとドキンちゃん

どれもこれも見た目の完成度がとても高いです。アンパンマンの頬の照りがもうたまりません。
お値段はどのパンも1個300円!!!(もし自分が親なら、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらいたいかも。)
お味は子供向け・・・(と思ったら、そうでもないようです。買うときは大はしゃぎでも、実際食べない・・・みたいなお話を耳にします。懐かしい甘い香りとか、実際に甘いクリームだったりするので、てっきりこどもに大人気の味付けなんだと思いました。)

とても高級なパンを食べ、童心に帰った一日でした。


2011年9月23日金曜日

Ann Sallyのライブ

9月の三連休(17〜19日)に山形に行ってきました。(日帰りですけど。メインは、文翔館の議場ホールで開催されたAnn Sally のライブです。)

せっかく山形まで足を伸ばすからにはおいしいものが食べたい!と思いつつ、日常の忙しさにかまけて下調べを怠りました。行きの車での中で慌てて調べるという有り様。うろ覚えだったのですが、山形といえば、「老舗の洋食屋さんが惜しまれつつ閉店したけれど、別のお店がその老舗を味を引き継いだ、or 勉強している」とか、そんな感じのエピソードを思い出し、頼みのiPhoneで検索し、それらしきお店にたどり着くことができました。

お店のエントランス

広い駐車場は既に満車状態でしたが、運良く1台帰る車があったため待つことなく駐車することができました。しかし、お店の中も満員御礼で、しばらく待つことに。
びっくりしたのは「母親と娘」という組み合わせのお客さんの多いこと多いこと。一見して母娘と分かることもあれば、後ろ姿だけでは友達同士かと見間違うケースもありますが…。

この日わたしがお願いしたのは「100%ビーフのハンバーグ デミグラスソース」。きっとこのデミグラスソースが、例の老舗洋食屋さんの味に違いないと踏んでの選択でした。



ででーん。このメインのハンバーグの他に、スープとライス、食後のドリンクがつきます。
今回は味には触れないことにします。このデミグラスは、例の老舗のものとは無縁なのかもしれません。


さて、とりあえずおなかが膨れましたので、いよいよライブへ!

文翔館は初めて訪れましたが、とてもよいところですね。敷地内はていねいに手入れがされているように感じました。一歩建物に足を踏み入れてみたところ、何とも懐かしい感じがしました。わたしが通っていた大学を彷彿させたのです。文翔館のウェブサイトで見るよりも、実物のほうが断然良いですね。ウェブサイトだと、なんというか…、昔の結婚式場みたいな印象なんですよね。ピンクがかってて、瀟洒な感じで。

Ann Sally のライブはとてもすばらしかったです。正直にお話をしますが、このライブに行くまで、わたしは彼女のファンというわけではありませんでした。かつてラジオで彼女のライブの模様を放送する番組を偶然聴いたことがあったのですが、そのときは、昭和歌謡(のような曲)が続いたせいか、ちょっと食傷気味…なんてこともありました。
しかし!間近で聴く彼女の歌は心が洗われるようでした。特に「満月の夕」を聴いたときには、東日本大震災のことが自然と思い起こされ、思わず涙がこみ上げてきそうになりました。(こういうとき、あの地震によって自分が受けたショックの大きさを思い知ります。まったく意識していないのに、自分は全然大丈夫と思っているのに、やはり心の奥には傷があるのだと気づかざるを得ないのです。)

とても心が満たされた状態で山形を後にしました。


この日の夜、夫とお酒を酌み交わしながら話に花が咲いたことは言うまでもありません。