2013年1月7日月曜日

入院一日目

(入院することに…のつづき)

約束の14時よりも20分ほど早く病院に到着。
着くやいなや、さっそく看護師さんから入院に係るオリエンテーションがあり、そのまま医師によるエコー、血液検査、今後の治療の進め方の説明等がありました。

わたしの場合、子宮口がまだ全然開いていないので、拡げるための棒を10本入れるんだそう。その棒が水分を含んで膨らみ、子宮口を拡げるらしいのです。
そして明日の朝、子宮の収縮を促す点滴をし、出産へと持っていくそう。うまくいけば明日明後日には出産とのことで、予想以上のスピーディな展開にけっこう驚きました。

その後病室に案内され、パジャマに着替え、しばしまどろんでいました。今思えば、このときが一番リラックスできて快適な時間でした。

16時過ぎ、呼び出しがありました。いよいよ始まるんだな、と軽い気持ちでナースステーションへ向かいました。

はじめに、赤ちゃんの心音とおなかのハリのチェックです。
そしていよいよ例の棒を入れる処置が…。
看護師さんからちょっとチクっとするかもと言われ、イヤーな予感がしました。「ちょっと〜かも」と言われた場合、ちょっとでは済まないことが往々にしてあるんですよね。

その予感は見事に的中。なんとも形容しがたい痛みに見舞われました。つい力が入ってしまうわたしの手を看護師さんが優しく握ってくれました。
子宮をちょっと引っ張りますと言われたときには、痛みのあまり腰が浮いてしまいました。

なんとか10本の棒とガーゼが無事に入れられ、本日の処置は終了。もうグッタリです。

起き上がった瞬間、生温かいものがタラ〜っと…。ああ…。急いで病室に戻り、着替えを持ってトイレへ駆け込みました。看護師さんがあててくれたナプキンが不運にもずれていて、下着とパジャマをさっそく流血で汚してしまいました。

それから、痛みとの闘いが始まりました。おなかと腰に鈍い痛みを感じます。まるで生理痛のような。
それでもまだ凄く痛いというほどではないので、減塩の夕食は完食しました。我ながらたくましい限りです。

夕食を済ませると、仕事帰りの母と夫が様子を見にきてくれました。ふたりと話をしていても、痛みが徐々に大きくなってくるため、ときどき心ここにあらずな状態でした。

ふたりが帰った後はさらに痛みが強まり、下腹部と腰に加え、おしりまで痛くなってきました。

ときどき様子を見にきてくれる看護師さんは、陣痛に向かってるいい兆候ですよ、とにこやかな対応。リラックスして過ごすとよいとアドバイスもいただきました。

なるべく痛みのことを考えないようにし、リラックスを心がけていたところ、22時を過ぎた頃でしょうか、痛みが和らいできました。(相変わらず違和感はあるものの。)

これでようやく眠れる!と安心しつつ、今日のこの貴重な(!?)体験を記録しておくためiPhoneを
手にするわたしなのでした。

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