この頃、「なかなか眠らない、眠っていてもすぐに目を覚ましてしまう、ダラダラとぐずる…」など、困ったちゃんの我が娘。この日も深夜1時過ぎに目を覚まし、いつものとおり「オムツ交換→授乳→寝かしつけ→寝ないorすぐに目を覚ます→(オムツ交換)→授乳…」の無限ループ。1時間たっても2時間たっても一向に眠る気配なし。激しく泣くわけではないけれど、ぐずぐずしていて、眠るに眠れないといった様子で、どうしたらよいのか分かりません。 もう疲労困憊…。
そんなとき、突然涙が流れてきました。ほろりと涙がこぼれる感じではなく、ぐわーーッとこみ上げる感じ。自分でも驚きのこの事態に、ぐずっていた娘も異変を察知したのかぐずりがぴたりとやみました。(きょとんとした表情が今でも忘れられません。)しかし一度ゆるんだわたしの涙腺は止めようがなく、声を殺してひとしきり泣き続けました。
このときのわたしの涙の意味は、娘の発するシグナルを理解してあげられない、対応してあげられない自分の不甲斐なさとか不安とか。慣れない育児って、自分を責める気持ちや、出口のない迷路に迷い込んだような不安感でいっぱいなんですよね。
止まらない涙を拭いながら授乳を続けていると、いつのまにか娘は眠っていました。
朝になってひととおり娘のお世話をした後、深夜の一件が気にかかり、同じ月齢の他のあかちゃんはどんな感じなのか知りたくてネットで調べてみることに。そうしたら、あるキーワードに遭遇しました。それは『魔の3週目』。なんでも生後3週目はあかちゃんの最初の成長期で、心と身体が急成長する時期。あかちゃんは情緒不安定になり、理由もなく泣いたり、なかなか寝付かなったり、眠る時間が短かったり、グズったりするそうです。また母親の方も、出産から3週間が経過し心身ともに疲労が蓄積、精神的に追い詰められる時期なのだそう。
「うちだけじゃないんだ!!」
うちの娘は今日で生後4週目に入ったけれど、育児日記を見返したところ、ぐずって手がかかるようになったのがまさに生後3週目だったのです。
『魔の3週目』に悩んだり奮闘したりしているママたちがたくさんいることを知り、心がふうっと軽くなりました。-100kgくらい(笑)育児指南書的なものには「新生児は、一日のほとんどをおっぱいを飲むか眠って過ごす」などとあるので、そうじゃないうちの娘は「ふつうじゃないんだ」「何かあるのかもしれない」と焦ってしまったんですね…。
ちなみに、何をしても泣いてしまうこの時期のあかちゃんは、ママのおっぱいを吸ったり抱っこされたりすることで安心するようです。ならば、思いっきり甘えさせてあげようじゃありませんか!
この日を境に目の前の霧が晴れたわたしの子育て。肩の力を抜いて、子育てを存分に楽しもうと思うのでした。
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