2008年12月31日水曜日

あなたは何をする人?

先日、忘年会という名のホームパーティーのお誘いを受けました。

「今年はこじんまりやるつもり」と聞いただけで、そのこじんまりが何人くらいなのか、どんな人々が集まるのか、まったく分からないブラインド忘年会です。どきどき。

約束の17時を過ぎたくらいから人が集まり始め、ひとり到着するたびに簡単な自己紹介と乾杯。


しかし、自己紹介のたび、わたしは困ってしまうのでした。
なぜならば、「あなたは何をする人?」という質問を突きつけられるから。

この日集まったのは、能楽師だとかピアニストだとかテノール歌手だとかカメラマンだとかモデルだとか、「その道」を突き進んでいる人たちばかり。
そんな中で「OLです。総務担当です。」と自己紹介したところでわたしの業務内容は伝わらないし、第一そんな答えには誰も興味を示さないことは火を見るより明らか。自分の仕事に自信がないわけではないけれど、こういう場ではちょっと困ってしまうのは事実。

場合によっては、興味のあることなんかを話すこともあるのですが、「最近電子ピアノを買いました。ジャズの練習を始めました。」とピアニストの前で言い切れるほど練習してないし。

ほんとうに困りました。


英会話教室のレッスンでも、似たような居心地の悪さを経験することがあります。
「あなたは何をする人?」
「あなたは何に興味があるの?」
「あなたは何が得意なの?」
「あなたはどう思う?」
自分が何者なのか、しょっちゅう突きつけられるのですから。


来年は、「わたしは何をする人」なのか胸を張って答えられるように、丁寧に丁寧に生きたいと思います。



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